「おもちゃって買うもの」だと思ってた

一歳の赤ちゃんには、手作りのおもちゃが思っている以上にぴったりなんです。
市販のおもちゃはたくさんあって便利だけど、手作りには「その子に合わせた優しさ」があって、赤ちゃんが興味を持ちやすいんです。それに、材料も家にあるものでできるから、ママにもやさしい。
私も最初は「買うのが当たり前」だと思ってました。
でも、ある日ふとしたことで手作りおもちゃを作ってみたら、うちの子がびっくりするくらい楽しそうに遊んでくれて…その笑顔に、私の心まであったかくなりました。
お金をかけなくても、赤ちゃんの笑顔は作れるんだって気づいたのが、手作りおもちゃとの出会いでした。
どんなおもちゃを手作りしたの?

一歳の赤ちゃんには、「振る」「たたく」「押す」などの動きが楽しめる、シンプルな手作りおもちゃが最適です。
この時期の赤ちゃんは、音や動きにとっても敏感。まだ言葉が少なくても、感覚で「楽しい!」「これなに?」と反応します。だからこそ、手でさわれて音が出るようなおもちゃがぴったりなんです。
私が作ったのは、小さなペットボトルの中にビーズやお米を入れた「ガラガラ」。
振るとカラカラ音がして、赤ちゃんはずーっと手に持ってニコニコ。色を変えたり、中身を変えたりするだけで、遊び方が変わるからすごく便利でした。
「簡単・安全・楽しい」の3つがそろえば、手作りおもちゃは十分すぎるくらい赤ちゃんの心をつかみます。
手作りおもちゃって、安全なの?

手作りでも、安全に気をつければ安心して遊べます。
赤ちゃんはなんでも口に入れたり、振り回したりするので、強くて角がないこと、そして飲み込める小さな部品を使わないことが大事です。きちんと確認すれば、手作りでも安全にできます。
私も最初は「これって危なくないかな?」と不安でした。
でも、角のあるものは布でくるんだり、取れやすいパーツは使わなかったりして、ちゃんと工夫すれば安全に使えると分かりました。
実際に作ったガラガラも、テープでしっかり口を止めて、何度もチェックしました。
工夫と気配りで、手作りおもちゃでも安心して赤ちゃんに渡せます。
作る時間が「わたしのリフレッシュ」に

手作りおもちゃは、ママ自身の心を癒す時間にもなります。
毎日育児でバタバタしていると、自分の時間ってなかなかとれない。でも、おもちゃを作っている時間は「誰かのために手を動かすやさしい時間」。それがすごく心を落ち着けてくれました。
子どもが昼寝しているときに、こっそりフェルトでにぎにぎおもちゃを作っていました。
「これ喜んでくれるかな〜」って想像するだけで、自然と笑顔になっていて、ママである私自身が癒されていたんです。
赤ちゃんのための手作りが、いつのまにかママの元気のもとにもなっていたんです。
手作りおもちゃは、心がこもった最高のプレゼント

一歳の赤ちゃんって、本当に毎日が変化の連続です。昨日できなかったことが、今日はできるようになっていたり、「えっ!そんなこと覚えてたの?」と驚くようなことがあったり。
そんな時期に、ママの手で作ったおもちゃがそばにあるって、すごく特別なことだなって思います。
高価じゃなくていい、プロみたいにうまく作れなくてもいい。「楽しんでくれたらいいな」って気持ちがこもっていれば、それだけで十分です。
赤ちゃんの笑顔と、ママの心のあったかさをつなぐ手作りおもちゃ。きっと、思い出にも残る宝物になると思います。ぜひ、気軽にチャレンジしてみてくださいね。どんな小さなものでも、ママの「手から生まれた」おもちゃは、世界でたったひとつのプレゼントですから。