一歳のおもちゃ、いつの間にか部屋がぐちゃぐちゃに…

一歳になるとおもちゃの数がぐっと増えるので、収納方法を工夫しないとすぐに部屋が散らかってしまいます。
赤ちゃんが成長すると、手先を使ったおもちゃや動くおもちゃ、音の出るものなど、いろんな種類のおもちゃが増えていきます。
さらに、誕生日やプレゼントなどでどんどんたまってしまって、気づいたら部屋のあちこちにおもちゃが散乱…なんてことに。
うちの子も一歳になるころには、布のおもちゃや木の積み木、パズルや音のなるブロックなどで部屋がいっぱい。
朝片付けても、昼にはまた散らかって、「あれ?さっき片付けたのに…」ってため息をつく毎日でした。
「ちゃんとした収納方法がないと、このままだとおもちゃに埋もれて暮らすことになる…」と本気で悩んだこともあります。
だからこそ、一歳からは「収納の仕組み」をきちんと考えることが大事なんです。
どうやって収納する?我が家で実践したシンプルな方法

小さな子どもにも使いやすい収納にすることが大切
収納は「大人が片付けるため」ではなく、「子どもが片付けやすい」ことを意識すると、ぐっとラクになります。
一歳の子どもでも、「これはここにしまう」というルールがわかれば、自然と片付けに興味を持つようになります。
そのためには、複雑な棚や高い場所ではなく、見えてわかる、出し入れしやすい収納がぴったりなんです。
我が家では、おもちゃを「種類ごと」に分けて、小さなカゴや布の収納袋に入れるようにしました。
そして、そのカゴを赤ちゃんが自分で手に取れる低い棚に並べただけ。
最初は一緒に「ここに入れるよ」と教えていたら、数日後には自分でぽいっと入れるようになってびっくり!
「片付けなさい!」と怒らなくても、自然と習慣になるってすごいなと思いました。
「簡単・見える・手が届く」収納が、一歳児にも優しい片付け方法です。
収納グッズは家にあるものでOK!

お金をかけずにできる収納アイデア
収納って特別なグッズを買わなくても、家にあるものでじゅうぶん工夫できます。
一歳の時期って成長が早いので、高い収納を買ってもすぐに合わなくなることも。だから、まずは手軽に始められる方法がいいんです。
うちでは使わなくなったタッパーや空き箱、ふくろ型の買い物バッグなどを使っておもちゃを分けて収納していました。
中身が見えるように、ふたを外して使うこともあります。見た目はちょっとごちゃっとしてるけど、「どこにあるかすぐわかる」「すぐ戻せる」から、毎日の片付けが本当にスムーズになりました。
高い収納グッズがなくても、アイデアしだいでお片付けは楽しくなるんです。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けてスッキリ

生活感を出しすぎず、でも使いやすく
おもちゃは「見せるもの」と「隠すもの」を分けると、部屋がすっきりして見えます。
全部を隠すと、子どもが使わなくなってしまうし、全部出しておくと散らかって見える。だから、よく遊ぶおもちゃだけは「出しっぱなしOK」の場所に、たまに使うものは箱の中やクローゼットへ。
我が家では、棚の上段に使わないおもちゃをしまっておいて、よく使うものは下の段に出したままにしています。ときどき入れ替えるだけでも、赤ちゃんは「新しい!」って喜んで遊んでくれるし、見た目もゴチャゴチャしません。
見せるものとしまうものを分けるだけで、お部屋はぐっときれいになります。
「一緒に片付け」が親子のいい時間に

一歳のうちから片付けを一緒にすると、親子の時間にもなって、子どもの成長にもつながります。
遊び終わったあとに「おもちゃさん、おうちに帰るよ〜」と声をかけるだけで、赤ちゃんも興味をもってお片付けしてくれます。遊びの一部にしちゃうのがコツです。
毎日「いっしょにかたづけよっか」と声をかけて、一緒にポイポイしまう。
はじめは見てるだけだったうちの子も、だんだん「自分でやりたい!」という気持ちが育って、今では「おかたづけ〜♪」と歌いながらやってくれるように。
小さな手でおもちゃを持っている姿に、成長を感じてじーんとくる瞬間です。
片付けは親がやるだけじゃなくて、「いっしょにやる」ことで心も育つんです。
おもちゃの収納は「子ども目線」で考えよう

一歳になると、遊びの幅も広がって、おもちゃの数もぐんと増えてきます。そのたびに片付けに悩んでいた私が気づいたのは、
**「収納は子どもが片付けやすいことが一番大切」**ということでした。
家にあるもので工夫して、見えるように分けて、遊びとセットで片付けをする。たったそれだけで、毎日のストレスがぐっと減って、親子の笑顔が増えたんです。
今悩んでいるママがいたら、今日からでも少しずつ収納を見直してみてくださいね。きっと、赤ちゃんもママも心地よく過ごせる毎日が待っています。