赤ちゃんが言葉を話し始めるまで|わが家の言葉の教え方と工夫

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「いつ話すの?」と言われて不安に…

赤ちゃんの言葉の発達はとっても個人差があるので、まわりと比べすぎないことが大切です。

まだ話せない赤ちゃんを見ていると、「うちの子、だいじょうぶかな?」って心配になること、ありますよね。

特に、同じ月齢の子が「ママ」「ワンワン」なんて言っているのを見ると、焦る気持ちになっちゃいます。でも、言葉の発達にはそれぞれのペースがあるんです。

うちの子も、1歳半をすぎてもほとんど言葉を発しませんでした。「マンマ」や「バイバイ」も出てこなくて、正直、すごく不安になりました。

公園で出会ったママたちに「まだしゃべらないの?」なんて言われて、帰り道に涙が出たこともあります

でも今思えば、焦らなくて大丈夫だったんだなって思えます。子どもには、それぞれのタイミングがあるんですよね。


赤ちゃんに言葉を教えるってどうするの?

赤ちゃんには「話す」ことより「聞く」こと、「感じる」ことをたくさん経験させてあげるのが大切です。

赤ちゃんは、言葉をいきなり話し始めるわけじゃありません。まずは周りの声を聞いて、「これがママの声」「これはリンゴって言うんだな」って、心の中でたくさんの言葉をためこんでいるんです。

私は、家の中でもお散歩のときでも、とにかくたくさん話しかけるようにしました。たとえば、「おはよう、いいお天気だね」「あ、ネコさんがいたよ」など、まるで実況中継のように話すんです。

最初はちょっと照れくさかったけど、だんだんと「ママ、何かしゃべってるな」って感じてくれてるようになりました。

それと同じくらい大事にしたのが、絵本の読み聞かせ。言葉のリズムや、音の響きが楽しい絵本を毎日読んであげました。 声に出すことで、赤ちゃんの耳にも心にも届く感じがしました。

「教える」というより、「一緒に楽しむ」という気持ちでいることが、赤ちゃんの言葉の成長にはぴったりだと思います。


言葉が出るようになると、うれしさ倍増!

赤ちゃんが初めて言葉を発した瞬間は、本当に感動します。

それまで「伝えたいのに伝えられない」もどかしさがあった赤ちゃんが、初めて自分の気持ちを言葉にできるようになった瞬間。ママとしても、それがどんなに嬉しいことか…言葉にできないくらいです。

うちの子が初めて言ったのは、「まんま」でした。1歳8か月のときです。お昼ごはんを作っていたら、キッチンの方からちょこちょこ歩いてきて、目をキラキラさせながら「まんま!」って。

思わずぎゅーっと抱きしめちゃいました。 その一言を聞いただけで、「ああ、待っててよかった」って心から思いました。

時間はかかっても、ちゃんと届いてる。だから、あせらず、毎日を楽しみながら過ごすのがいちばんです。


言葉の教え方で大切な3つのこと

赤ちゃんに言葉を教えるときに大切なのは、「たくさん話しかける」「待つ」「楽しむ」この3つです。

無理に言わせようとしたり、「なんでしゃべらないの?」と責めるような気持ちでいると、赤ちゃんも不安になります。安心できる雰囲気の中で、毎日の会話を楽しむことが、何よりの言葉のレッスンになるんです。

私は、言葉がなかなか出なかったとき、「言ってごらん」ってつい促しすぎてしまったことがあります。

でも、うまく言えずに黙ってしまう子どもを見て、ハッとしました。「あ、プレッシャーになってるかも」って。それからは、無理に言わせるのをやめて、ただにっこり返してあげるようにしました。

言葉は、赤ちゃんの心が安心したときに自然と出てくるもの。大切なのは「急がないこと」と「楽しむこと」です。


赤ちゃんのことばを、いっしょに育てよう

赤ちゃんが言葉を話し始める時期には、たくさんのドキドキや悩みがあります。でも、それは「育てている証」でもあります。

私は、自分の声や笑顔が、少しずつ子どもに届いていくのを感じるたびに、「この子と生きてるんだなあ」としみじみ思います。

もし今、赤ちゃんの言葉が遅いんじゃないかと悩んでいるママやパパがいたら、どうか焦らず、自分たちのペースで向き合ってくださいね。

一歩ずつ、一言ずつ。いっしょに、育てていきましょう。