寝かしつけに毎晩1時間以上…母として心が折れそうだった

赤ちゃんの寝かしつけって、想像以上に大変ですよね。私も最初の頃は毎晩、寝室で1時間以上も格闘していました。
抱っこしても、トントンしても、歌を歌っても泣き止まない。
やっと寝たと思っても、布団に置いたとたんにパチッと目を開けて、また最初からやり直し…。そんな日が続いて、私は正直、心が折れかけていました。
夜がくるのが怖くなって、昼間も疲れがとれず、イライラしてしまうことも。赤ちゃんに申し訳ない気持ちと、自分への不甲斐なさでいっぱいでした。
寝かしつけには「時間の感覚」と「安心」が大事だった

そんなある日、保健師さんに相談したときに「赤ちゃんにもリズムがあるんですよ」と言われました。その言葉にハッとしました。
たしかに、大人でも決まった時間に寝たり起きたりする方が体が楽ですよね。それは赤ちゃんも同じだと気づいたんです。
さらに「安心感」がすごく大切だということも知りました。赤ちゃんは、環境のちょっとした変化にも敏感です。
部屋の明るさ、音、匂い、服の感触…。そういったものがいつもと違うと、安心できなくて眠れなくなるんですね。
こうして私が寝かしつけ時間を半分にした方法

生活リズムを整えることから始めた
まず私がしたのは、毎日の生活リズムをできるだけ同じにすること。朝は決まった時間にカーテンを開けて、太陽の光を浴びるようにしました。
お昼寝の時間も、夜寝る時間も、できるだけ同じにしました。
最初はうまくいかない日もあったけど、1週間もすると赤ちゃんの体内時計が整ってきたのか、自然と夜になると眠たそうな顔をするようになったんです。
寝る前のルーティンを作った
それと同時に、「寝る前のルーティン」を決めました。お風呂に入る → ミルクを飲む → 絵本を読む → 子守唄を歌う。
この流れを毎日同じようにすることで、「このあと寝るんだよ」と赤ちゃんに伝わるようになったみたいです。
寝室の環境を整えた
部屋の明かりは少し暗めにして、テレビやスマホの音は消しました。
お腹がいっぱいで、おむつもきれいにして、温度もちょうどよくして、安心して眠れる環境を作ることを心がけました。お気に入りのタオルを一緒に寝かせると、安心するようで、泣くことが減りました。
少しの工夫で、寝かしつけがぐっと楽に!

今では、赤ちゃんが眠たそうなサインを出したらすぐに寝室に行き、だいたい20分くらいで眠ってくれるようになりました。あの寝かしつけに1時間以上かかっていた日々が嘘のようです。
毎日ちゃんと寝てくれるようになると、私自身の心にも余裕が生まれました。
夜に少しでも自分の時間が持てるって、本当にありがたいことです。赤ちゃんもぐっすり眠れて、笑顔も増えたような気がします。
寝かしつけは、赤ちゃんとの信頼関係をつくる大切な時間でもあります。完璧じゃなくて大丈夫。少しずつ、親子で一緒にリズムを作っていけたら、それだけで十分だと思います。